ベムのコラム: 2013年11月アーカイブ

 ある代理店のDMP担当者が、「DSPの時にはデジタルメディア部署の人間しか反応しなかったが、DMPには感度のいい営業やマーケ(ストプラ)が反応している。」と話してくれた。しかし、実際、データマーケティングの大きなうねりに対して、代理店のマーケは自らのスキルをどう変革させようとしているか、その動きが見えない。

 代理店のマーケは、昔はその存在感を発揮した。しかし、まともな企業側のマーケティング担当には太刀打ちできるものでもなく、また本当に優秀なクリエーターにはあまり必要とされない。その多くはクリエイティブの前段の理屈の代書屋になっているのではないだろうか。もちろん非常に優秀なストプラも僕はたくさん知っている。しかし、非常な優秀な彼らは、もうほとんど出来上がってしまっている人たちでもある。残念だが、「昔からのやり方」においてとても優秀なのである。
 
 完成された優秀な代理店のマーケは、どうもDMPを使いこなすスキルを今から取り込むことが難しいのだろうか。私の感覚では、その能力はあるが、その気がないのだ。確立したスキルをわざわざ壊してまで、次世代対応に臨むほど切迫していない。ただ若手はどうなんだろう。若手は自発的にデジタルデータに向き合う意欲はあるのか。師匠が変革しないのなら、自分もしないのか。
 今までは、自らのスキルの変革に挑む人は、大手代理店を離れる。個人でやっていける人が変革できる人となる。
 今後もそうなのか、大手代理店の中でも変革できるのか。
会社も個人の資質に任せてばかりいる時期ではなくなったかもしれない。

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