ベム: 2014年8月アーカイブ

10代前半に複数回映画館に観に行った映画ベストテン

1位 バニシング・ポイント
2位 小さな恋のメロディ
3位 2001年 宇宙の旅
4位 栄光のル・マン
5位 Let It Be
6位 明日に向かって撃て
7位 恐竜100万年
8位 華麗なる大泥棒
9位 ダーティハリー
10位 いちご白書

1位にしてみた「バニシングポイント」は知名度は低いが、通には知れた映画である。僕が11~14才くらいのころは、いわゆるアメリカンニューシネマの時代。有名なのは「俺たちに明日はない」、「イージーライダー」、「真夜中のカーボーイ」とかなんだろうけど、一番ハマったのは「バニシングポイント」で、ニヒルなバリー・ニューマンがカッコよかった。アメリカという国の描写(ラジオ局とか)がガキんちょの僕には刺激的で、「白の1970年ダッジ チャレンジャー」の最後にインパクトがあって、何回も観に行った。

「小さな恋のメロディ」は半分ミュージカル映画といえるくらいビージーズの曲で満たされていて、その後の「ロンドン行きたいな~」症候群の要因のひとつかも。10位までに入らなかったが「パットン大戦車軍団」の映画看板が出てくるシーンがある。最後はビージーズではなくて、CSN&Y の「ティーチ・ユア・チルドレン」。電車に乗ってとなりの静岡まで行って2度目、3度目を観に行ったのはこれと「Let It Be」かな。

 「2001年宇宙の旅」は「言わずもがな」でしょうが、12才くらいには最後の方は難解だったので何回も観に行った。

 「栄光のル・マン」はスティーブ・マックイーンが大好きだったので・・・。「ブリット」や「華麗なる掛け」(「ゲッタウェイ」は子供にも駄作と分かったが)もいいけど、「栄光のル・マン」は何度も観に行った。ガキんちょの頃の方がクルマ好きだったかも。

 「Let It Be」は最も多くリピートしたかもしれない。その後も名画座みたいなところでかかると必ず行った。ストーンズの「ギミー・シェルター」と2本立てとかね。僕にビートルズやストーンズやTレックスやデビッド・ボウイを教えてくれたのは亡くなった姉なんだが、よくふたりで映画館に行った。今では「ルーフトップコンサート」とYoutubeで検索すればいつでもどこでも観れる。いい時代になったものだ。

 「明日に向かって撃て」はコメントせずともご承知でしょう。ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド。ポール・ニューマンも好きな俳優でした。(「ハスラー」が良かった。)

 「恐竜100万年」は、レイ・ハリーハウゼンの特撮モノで、これも何回も行った。僕の世代だとレイ・ハリーハウゼンの映画は大概いくつか観てるでしょう。僕の故郷の清水にはその昔10館もの映画館があった。「恐竜100万年」はリバイバルで普段成人映画ばっかりやってる映画館でかかったことがあって、予告編が刺激的だった。

 「華麗なる大泥棒」はこの中では唯一のフランス映画で、ジャン・ポール・ベルモンドやオマー・シャリフが出てくるアクション映画。エンリオ・モリコーネの主題曲が印象的で、監督は「シシリアン」や「地下室のメロディー」のアンリ・ヴェルヌイユ。なぜかこの映画が面白くてハマってしまった。

 「ダーティハリー」はラロ・シフリンの音楽にハマってしまった。燃えよドラゴンもそうんなんだけど、ドラムで聴かせる感じのパンチのある音が映画のテンポをつくっていてよかったっす。

 最後は「いちご白書」。キム・ダービーはかわいいし、何と言っても最後のシーンですな。ジョン・レノン命でしたから、Give Peace A Chance が鮮烈にイメージに残ってます。


 こうやって感化された映画を上げてみると、みんな印象的な音楽とセットになっている。バニシングポイントも黒人で盲目のラジオDJがキーマンで、彼がかけるサウンドに乗ってダッジチャレンジャーが爆走する。
 ビージーズも僕にとってはサタデイナイトフィーバー以前のMelodyのころだ。

音楽も映画も本当に面白い時代だったと思う。リアルタイムに体感できて良かった。