2011年4月アーカイブ

 瀕死の状態から立ち直る度に、以前よりパワーアップするのが「ドラゴンボール」の主人公孫悟空をはじめとするサイヤ人だ。(実はベムは80年代に広告会社としてアニメ「ドラゴンボール」の番組販売の経験がある。)

 震災以降海外からの日本の評価を受けて、「ピンチに強い日本人」という論調は出来上がっている。しかしピンチに強いだけでなく、歴史が証明しているように、どん底から這い上がってきた日本は、それ以前より強くなって復活する。そして今回もそうならねばならない。このピンチを跳ね返して、さらに強くなることをイメージした復興であるべきだ。復興は元に戻すことではなく、以前より強くなることである。
 

 ボランティア活動をコミュニケーション支援する「助け合いジャパン」の東京の事務所に陣中見舞いに行ってきた。ボランティアの主役は学生さんたちで、彼らが実に真剣で、意欲があって、実際にパワーがある。私の世代が学生だったころよりはるかに頼もしいと感じた。
 平時においては、とかく批判の的だった公務員も、特に被災地では職務を全うするために全力を尽くしている。日本人の職務を全うしようとする意識の高さには感激する。

 経済の成長という尺度をもって、戦後の自らを以前より強くなったと評価してきた日本人は、この震災後は、ある意味少し別の尺度も取り入れて、以前より強くなって復活するだろう。
 グロスの経済力だけでなく、「一人当たり」や「生活の質」の指標をもって、より強くなったことを証明するだろう。

 メディアは日本の製造業が衰退したかのように自らを評価して久しかったが、震災で自動車産業を中心に世界中の製造ラインに大きな影響を与えた。改めて日本の製造業の何をどう評価していたのだろうか。これだけの競争力があったことに改めてアメリカが評価した記事を読んで、「そうだったのか」と思うところに自己評価の視点が少しズレていた感も否めない。
 いずれにしても、自分を卑下していたら立ち直れない。自信をもって、あらゆる分野で、新しい価値をつくることを目指したいものである。

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