情報取得態度に関わる考察

 よく情報過多の現代社会で、「生活者の情報取得態度が自分にとって好ましいものに選択的になる」ということをいうと、みんながみんなそうではないのでは?という意見が出てくる。能動的な情報取得行動をする人と、あくまで受け身の人がいるのではというのだ。もちろん非常に能動的な人と、非常に受動的な人がいる。マスメディアの情報に流されやすい人も相変わらずたくさんいるはずだ。しかし、消費情報そののもが平成8年からの10年間で33倍にもなっていること、検索行動に一定の満足をした経験をある人が大半を占めると、いくら受身でいても、まずすべての情報にスイッチは入らなくなる。情報が多すぎて全部取り込めない。ここから実は受動的な態度でいる人も、気づかないうちに、選択的になっているのである。
 情報選択は能動的に行われるばかりでなく、受動的な取得も選択的に行われるのである。問題はこうした「無意識の情報選択」なのだ。
このとき、スイッチが入るのはどんな琴線に触れたときかを解明するのが、「消費者インサイトの分析」というマーケティング活動である。
 無意識の情報選択のなかで、どうしたら意識してもらえるかの「洞察」が本当に重要になってくる。

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