研修用問題の答え合わせと解説 その2

 六問目以降の解答例です。

⑥アドワーズ(キーワードマッチ)とアドセンス(コンテンツマッチ)。直接的な効果はどちらが高いと思うか。その理由も記せ。

 直接的な効果が高いのは  アドワーズ(キーワードマッチ)

 理由  
興味関心が顕在化した結果としての検索行動に対してカウンターで送り込まれる広告だから

コンテンツマッチが必ずしも関心の度合いが少ないとは言えないが、閲覧しているページに特定キーワードが入っているというだけの条件で、すべてのその閲覧行動に、そのキーワードに関わる関心がユーザーに顕在化しているとまではいかないと思われる。やはり直接的な効果を問われるとすると、アドワーズ(キーワードマッチ)とするべきか。

⑦ネットユーザーの情報登録を前提にするメールマーケティングと比較して、行動ターゲティングのアドバンテージは何か。

・ユーザーによる個人情報登録まで要求しないのでハードルが低く、比較的コストがかからない。
・固定的なリストではないので、リストとしての価値の劣化がない。
   (1年前登録した人が今も興味をもっている可能性はむしろ低い。)

 一番答えて欲しい要素は、常に直近のユーザー行動にフォーカスを当てられること。固定的(スタティック)なリストは、どんどん劣化する。見込み客リストとして囲い込んであるだけで満足してしまいがちだが、個人情報をとるから見込み客リストという概念はブラウザベースのマーケティングにはない。


⑧SEOとリスティング広告の活用において、SEOに重点を置く場合、リスティング広告に重点を置く場合を、それぞれ述べよ。

◆SEOに重点を置く場合:
・中長期的にサーチから県連性の高い効果を引き込みたい場合、
・マーケティングコストがかけられない場合、
・単品系で商材の軸が変わらない場合、
・長期的マーケティング展開の場合、自然検索の方が圧倒的にパフォーマンスが良い商品カテゴリーの場合・・・

◆リスティングに広告に重点を置く場合:
・短期的にサーチからの集客効果を得値場合、
・商材が変動する、多品目に及ぶなど
・キーワードテキストの埋め込みがしにくいなど(フラッシュで視覚的表現を重視するサイトで)
・・・
この問題はいくらでも答えがある。ただ成果を最大化するにはオーガニックなSEOとリスティングを組み合わせたほうが良いのは言うまでもない。


⑨SMO(ソーシャル・メディア・オプティマイゼーション)の基本的な考え方を記せ。
 情報をリンクや引用されやすくすることによって、ソーシャルメディアにおける存在感を高めておくこと。

  SMOの5原則は以前にもここで書いてあるからご参照ください。

 今回は実験的な試みで社内でもやってみましたが、持ち回りで問題をつくらせてみんなで解答し合うようにしたいと思う。インタラクティブ広告の世界は「これ日々勉強」である。従来のアナログ広告ではあまり座学研修や検定試験などは重要視されなかったかもしれないが、デジタルは研修が大事である。まず体系的に頭の中を整理しておかないと、情報量が格段に多いのと、日々更新されるので、混乱や誤解を招きやすい。
  業界としては、インタラクティブ広告、デジタルソリューションの研修や演習が効果的にできる仕組みを考えなければいけない。これに関しては一番責任があるのは私かもしれないが。

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