大不況突入はマーケティング再編のチャンス

 不況感は日々強まるばかりだ。メディアも調子に乗って「不況だ。不況だ。」と煽るのもいかがなものかとさえ思う。結局広告費が減って首が絞まるのはメディアもいっしょだ。

 この大不況突入の時節、「広告費が減る」のはどうにも仕方がない。企業は売上利益が上がらなければ当然コストを見直す。しかし、従来のマーケティングコストの使い方のまま、ただ一様にコスト削減するのは全くのナンセンスだ。

 ものが売れにくくなるのだから、パーチェスファネルの下流(つまり購買行動に近い部分に)マーケティングコストをシフトさせる必要がある。それも従来の単なる販売促進活動というのでは芸がない。(そもそも効果があるかないかとROIを測定できるかどうかだ。)
 
 パーチェスファネルの下流にシフトするということは、興味関心が顕在化するかしつつあるユーザーを見つけて、そこにコストを集中させることである。
 そして、それをマーケティングROI測定可能にすることだ。

 つまりデジタルインタラクティブ領域を中心に据えて、マーケティング活動を設計する意味が今こそある。この時節はWebセンタリングマーケティングへのシフトの最大のチャンスと云える。

 クライアントの方々と直接話すと、皆さんそういう状況を実感し、企業側のマーケティング体制再編の必要性を認識されている。ここは経営トップが判断をして、CMOを設置し、新たなマーケティングへのトライを勇気をもって挑戦すべきである。この時期に新しいトライをした企業と、ただただ不況を耐え忍ぶだけの企業とでは、景気が回復した後で、凄まじく大きな差が生じるだろう。

 この不景気は「マーケティングリモデル」の最大のチャンスである。

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