マーケティングコンサルティングとの協業

 次世代のマーケティングコミュニケーションを開発していくために、従来の広告会社にはなかった機能やスキルをとり込んで機能再編をかける必要がある。
 そのひとつの視点に、従来コンサルティングファームがやっていたコンサル技術がある。企業はWebマーケティングを盛んに採用し始めたが、企業の組織編成そのものはまだ従来のマスマーケティングを前提にしたもののままである。宣伝や販促はそれぞれ部分最適を追及する訳で、スルー・ザ・ライン、全体最適に対応しているのもではない。
 先日の、レックス・ブリッグス氏の講演でも、企業がマーケティングROIを管理することが大切であると強調していた。マーケティングROIは、何をもってROIとするかという指標の設定と測定、そしてそれを管理、最適化していくための企業側の体制が重要である。測定は今の時代いくらでもできる。だが、ROIを測定するだけでは、何にもならない。「体温計だけでは病気は治らない。」というように、測定して、それに対処する仕組みが企業に必要なわけで、そうした仕組みづくりを提案するコンサル領域のスキルが重要になってきた。
 広告コンテンツ開発というアウトプット力を持った我々と、企業の組織体制のコンサル力をもった人たちとの協業が新たな価値を生む時代になったと思う。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: マーケティングコンサルティングとの協業

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://g-yokai.com/mt/mt-tb.cgi/3014

コメント(1)

yoichi.myopenid.com Author Profile Page   2008年4月 4日 18:36

まさにその通りだと思います。

けれどもやっぱり問題は企業側各担当者がそれぞれに追っかけているKPIが、そもそもホリスティックな考えに基づいて設定されていないことが多すぎるということ。

なので「マーケティングROIを改善するために。。。」なんてことを提言したとしても自分たちそれぞれの与えられている目標との関連性が直接的ではないのであまり興味を示してくれませんよね。話がでかくて面倒だし。

しかもマーケティングROIはセールスやカスタマーセンターと密接にリンクしなければならないのに、マーケティング以外の部門は馬の耳に念仏状態。

ボードレベルでの意識改革がないと道のりはまだまだ険しい。
そういう意味でもコンサルとの協業は避けて通れないのではないでしょうか。

コメントする

ブログ記事 アーカイブ