懐かしのロックスターを語る  その3 パティ・スミス

 最初にパティ・スミスを聴いたのは、NHKFMで渋谷陽一さんがやっていた番組だったような気がする。とにかくインパクトがあった。なにせ曲名が「ロックンロール・ニガー」だったから。「HORSES」というおそらくファーストアルバムは、詩人が詩人のままロックにのせて表現するという私にとっては初めてのアーティストのものだった。
 それまで英国一辺倒で聴いていたのが、ニューヨークのロックシーンを再認識したのが、パティ・スミスであり、トーキングヘッズだった。
 
 いわゆるパンクミュージックは、欧米のレコーディングプロデュース技術のレベルの高さから、ちゃんと聴きこめる音源になっていたことは、日本のものと比べると良く分かる。おそらくそのままライブパフォーマンスだったら視聴に耐えにくいものだったろう。
演奏技術だけなら、もちろん彼らが注目されることはない。新しい(当時としては)感覚とテーマと詩づくり、曲づくりにメッセージがあれば、しっかり聴きこめるレコードに仕上げてしまう音楽産業の厚みに圧倒されていた。

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