「The end of Advertising as we know it」を読む。 その2

IBMのレポート「我々の知っている広告の終わり」の前段で、広告のビジネス環境にかかわる4つの変化として取り上げられている「アテンション」、「クリエイティビティ」、「メジャーメント」、「広告インベントリー」のうち、今回は「クリエイティビティ」の部分を訳して解説してみる。

 『テクノロジーの進歩のおかげで、ユーザージェネレイティッドコンテンツなどの人気が上昇している。そして、アマチュアやセミプロフェッショナルにより低価格な広告コンテンツが作り出されている。調査によるとこのトレンドはこのまま続くと見られている。さらに従来のプレイヤーである出版社や放送局は従来のエージェンシーの機能の役割をとると共に、クリエイティブな役割の幅を広げている。』
 
 この部分で云っているのは、広告のプロにより「広告クリエイティブ」という従来のマス広告スペース(フォーマット)を前提としたコミュニケーション表現作業から、ブランデッドコンテンツを様々なフォーマットで、プロアマ問わず(すべてがハイエンドなクリエイティブでなくてもよい)参加型で表現される時代になってきていることを謳っている。

 情報の受け手が主導権をもつコミュニケーション社会になって、情報の送り手がブランドをコントロールする時代から消費者がブランドをコントロールする時代になったと云える。ブランドコミュニケーションは「消費者に伝える」から「消費者を楽しませる」さらに、「消費者と仲間になる」がテーマになる。そうなるとおそらく従来の広告とは一味も二味も違う「広告らしくない広告」が世の中に出てくるだろう。

続く

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